2020年12月22日 (火)

2021年筮(冬至の日に)

昨日は冬至でした。易者の間では、冬至の日に翌年1年の運勢を占う「年筮」を立てるという習わしがあります。 ということで今年も冬至に来年の年筮を立ててみました。

得た卦は「損」の四爻変。

なんだこれわ!去年の卦(つまり今年の年筮)と同じでわないか!!
そう言えば前にもこんなことがあったっけ。2年続けて同じ卦を得る。その時は易の神様から「今年言うた目標、ぜんぜんでけてまへんなあ。しゃあない。今年も続けてその課題を気張ってやりなはれ。」と言われたような気がして、こちらにもそう書いた記憶があります。ということは、易の神様は今度もまた、今年できなかった課題について来年また再度トライせよ、と言っているのでしょう。

去年の年筮のエントリーにも書いた通り、今年の目標のひとつは「断捨離」でした。で、結果と言うと、ようやく長大な断捨離課題に着手した、と言ったところでしょうか。まあ一歩を踏み出せたのではありますが、完了にはまだまだ先があります。ということは、今年はなんとしてもその課題を進め完了させよ、と言うことなのでしょう。はい、易の神様。今年こそ頑張ってお告げに従います。

他に「損」の卦辞には「捕虜を得る。大いに吉。災難はない。占問したことには結果が得られる。」(易経 三浦國雄 角川文庫 p.166)とありますので、決して悪くはない。というかむしろいい卦です。

さらに六四の爻辞には「その病気の苦痛を損らすには、早く処置せよ。そうすれば病気も治って災難も免れる。」(易経 三浦國雄 角川文庫 p.166)とあるので、そのまま解すると、病気は早期発見早期治療に心がければ大事なし、という意味に取れます。この病気(疾)を問題やトラブル、と意味を広げて解釈すれば、何か問題やトラブルがあれば、すぐに対処すれば大事なく過ごせる、ということなので、何かあっても後回しにはせずにすぐに対処することにしましょう。というか、とっとと「断捨離」を進めなさい、ということなのでしょう。

あと、去年の年筮のエントリーにも書いたのですが、三浦國雄氏の易経によれば、損には(1)下を損(へら)して上に益(ま)す。(2)剛を損して柔に益す。(3)満ちたるを損して虚なるに益す。の3義があるということです。 そこからこの断捨離、片付ける、整理する、という解釈に至ったのですが、いわゆる「損して得取れ」、ということにも通じます。長くなるので具体的なことは省略しますが、思いつくこともあるので、少しトライしてみようかなと思っています。



| | コメント (0)

2020年11月 3日 (火)

五行の色と方位

中国の陰陽五行思想の五行説、そこでは五行には方位や色や季節など、様々な属性が配当(設定)されている。

そのうち方位と色については、概ね次のように配置されるというのが一般的である。

木行は東で青(緑)

火行は南で赤

土行は中央で黄

金行は西で白

水行は北で黒

 

ある時、テレビで兵馬俑発掘の特番を見ていたところ、その時代の顔料(絵の具)について言及されたところがあって、なんでも兵馬俑の人形は当時は極彩色に着色されていたそうだ。古代の顔料に詳しい日本の研究者のインタビューが数分流れた。残念ながらその番組は録画しなかったので、いつごろ放映されたなんという番組かも覚えていないし、内容もうろ覚えで書いている。申し訳ない。

 

そこでその先生が中国の土壌のサンプルを見せてくれていたが、実にいろいろな色がある。こんなにも土地によって土壌の色が違うのか、と驚いた。そこで先生は「中国の北の方は腐葉土が多くなるので、黒い土になります。逆に南の方は鉄分が多くなるので赤みを帯びた土になります。西の方は砂漠に近くなるので、白くなるます。。 」というようなことを話されていた。僕は思った。ちょっと待て、北の土が黒く、南の土が赤く、西の土が白い!これって五行の対応そのままじゃないか!!

 

残念ながら先生が東の土の話をする前にインタビューのシーンがカットされた。これは僕の想像であるが、中央、すなわち中原の土の色は黄河に示されるように黄色いのではないか。

 

ということが言えるのであれば、五行の方位と色の対応は、中国大陸の土壌の色から来たもの、と考えられるのではないか?

もちろん、僕は地質学や土壌学の専門家でもないし、歴史学の専門家でもない。全く素人の思いつきである。したがって、自分では思いつきと思っているが、各方面の専門家の間では定説になっている考えなのかもしれない。とすれば、どなたかご教示いただけると幸いである。

 

| | コメント (0)

2020年2月14日 (金)

紫微斗数講座 at 東京 上級編その3(3/29) ⇨ 延期

以下の講座ですが、昨日(3/25)の東京都知事の新型コロナウイルス関係の会見を鑑み
繰り越し延期することとなりました。

延期日程については、決定いたしましたら再度ご案内申し上げます。
昨今の情勢をご斟酌いただき、どうぞご理解くださいますよう、お願いいたします。
(2020.3.26 追記)

 

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座9回目。
いよいよ最終回です。

「紫微斗数講座上級編その3」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第9回(上級編第3回)は、「動盤法と重盤法/病気・適職の見方 」 を講義します。




今までの講義の総まとめとして、行運のところで少し講義した「動盤法」について、もう一度詳しく解説し、整理します。また講師独自の見方である重盤法も合わせて説明します。

また病気の見方、適職の見方について説明します。
病気の問い合わせについて、私は「占い師のところに来るより医者のところに行け」と言うのを常としておりますが、身体の状態や体調の弱点を知って、日頃から生活習慣に留意したり、意識的に健康診断を受けるなど、予防に務めることは意義のあることだと思います。それらの見方について解説します。

| | コメント (0)

2020年1月11日 (土)

紫微斗数講座 at 東京 上級編その2(2/9)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座8回目。

「紫微斗数講座上級編その2」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第8回(中級編第2回)は、「命宮と身宮/命主星と身主星」 を講義します。




命宮・身宮
命主星・身主星

似たような名前ですが、その内容は違います。

まず、紫微斗数では12宮のうちひとつを命宮とし、そこから12宮を配置していきます。命宮はその人を見る際に非常に重要な意味を持つ宮です。
それとは別に、12宮のうちのひとつを身宮とするのですが、この命宮と身宮の見方の違いについて、原典である「紫微斗数全書」には明確に述べられていません。そのため、多くの研究者の頭を悩ませるところとなっています。一般には命宮を補助するものとして扱っていますが、今回は諸説あるなかで、私が実際に使ってみて興味深いと思った説を中心に解説いたします。

次に、命主星と身主星ですが、これまた「紫微斗数全書」には、その算出方法についての記述はあるものの、判断方法についての記述がありません。近年、台湾でホロスコープ占星術との関連から類推する、非常に興味深い説が発表されました。今回はこの説を中心に講義します。

命宮・身宮/命主星・身主星について今回講義する内様は、いささか大雑把ではありますが、どのような環境に身を置けばその人は発展するか、どのような心構えで生きていけばよいのか、といった一種開運法的な側面を持っています。もちろん諸説ある中のひとつの考え方ではありますが、紫微斗数鑑定の参考にしていただければ幸いです。








| | コメント (0)

2019年12月26日 (木)

2020年筮(冬至の日に)

今年も冬至に来年の年筮を立ててみました。易者の間では、冬至の日に翌年1年の運勢を占う「年筮」を立てるという習わしがあります。
その前に、去年立てた年筮と今年1年の振り返りを。

去年得た卦は「山風蠱」の三爻変でした。その詳細は去年の書込みを見ていただきたいのですが、そこで僕は、今年は流れが大きく変わるとき、古きものが終わり新しきものがはじまる、というふうに解釈しました。面白いことに、一昨年立てた年筮も同じ「蠱」。なので、易の神様に「今年は新しいことにチャレンジして流れを変えんとあかんかったのに、もひとつでんな。ほたら来年もっかいやりなはれ。」ってハッパかけられたんだろうと解釈しました。

で、結果はどうかと言うと、一晩寝たら年筮の得卦も易の神様の言葉もすっかり忘れ、特に新しいことに頑張ってチャレンジ、ということもしなかったような気がします(^^;; 何のための年筮だ!(笑) まあ新しいことと言えば、旧知のヘイズ中村氏が声をかけてくれて、彼女が主催する「FortunaMoon神秘の大学院」で紫微斗数の講座をはじめたこと、風水の師匠が紫微斗数の講座をはじめたので、それに参加して、また東京通いを再開したことでしょうか。でもまあ占術の講座は毎年新しいものになったりするし、特段「新しいチャレンジ」と大見栄を切って言うことでもありません。それ以外は平穏な1年でした。

ただ、この1年はマンネリでもないのでしょうが、何事も面倒で、どうもヤル気が出ない、というところはあったかな。老人性鬱かとも思ったけど(笑)それほどのことでもない。そういう意味で「蠱」だったのかも知れません。「蠱」 は皿の上に虫がわくという字で、腐る意味もあります。なんか気分がクサっていたのかも知れません。面倒さに負けずに果敢にものごとにチャレンジしなければならなかったかな、と。これは今年の反省です。

さて、来年を占って得た卦は「損」の二爻変。
これを見て、ああなるほどな、と、ひとり納得してしまいました。

これに先立ち、来年に向けて3つほど目標を立てたのです。そのうちの2つは、いろんな意味で「片付ける、整理する」という意味を持っています。断捨離と言ってもいいでしょう。目標を持つ人生とはオサラバしたつもりなのですが、いつまでたっても片付かない。このままだらだら放置してもどうしようもない。それこそ蠱 (くさ)ってしまいます。そこで来年は一大勇猛心をふるって片付けよう、と。少なくとも着手して何らかのケリをつけようと思ったのです。

三浦國雄氏の易経によれば、損には(1)下を損(へら)して上に益(ま)す。(2)剛を損して柔に益す。(3)満ちたるを損して虚なるに益す。の3義があるということです。減らすことは片付ける、整理する、断捨離に通じます。来年は片付けるべき懸案課題に向き合う年になりそうです。卦辞の「孚有り」を三浦氏は「捕虜を獲る」と訳しているので、そうすることで何か得物、成果を得るのかも知れません。

また二爻の爻辞には「征けば凶」とあるので、なにごとも自分からガツガツと手を出すのはよくない。来るのを待っている、という1年なのでしょう。来るのを待つということは、裏を返せば依頼されたことについては誠意をもって当たれということです。来年はそのことを心がけたいと思います。

| | コメント (0)

2019年12月11日 (水)

紫微斗数講座 at 東京 上級編その1(1/19)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座7回目。

「紫微斗数講座上級編その1」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第7回(中級編第1回)は、「紫微斗数卜占 」を講義します。

今までは、生年月日時をもとに紫微斗数で、この人はどういう人か?というその人の人となりを分析する技法を学習してきました。こういった鑑法を一般に「命占」と言います。その人の運命を見る占い、といった意味です。

ところが、占いにはもうひとつの分野があります。つまり日常出くわす個々の具体的な出来事や悩みについて占う方法です。
たとえば。。

・この恋は成就するのか。
・この試験に合格するのか。
:志望の会社(学校)に入ることができるのか。
:なくした財布は出てくるのか。
・病気はよくなるのか、悪化するのか。
     
などなど……

こういった占いを「命占」に対し「卜占」といいます。一般には、易占やタロットカード占などが得意な分野です。

今回はこの卜占を、紫微斗数を使って行う方法を講義します。これを知ることで、占いの幅が格段に広くなります。

| | コメント (0)

2019年11月18日 (月)

紫微斗数講座 at 東京 中級編その3(12/08)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座6回目。

「紫微斗数講座中級編その3」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第6回(中級編第3回)は、「紫微斗数格局」を講義します。

紫微斗数格局とは、紫微斗数の命盤上に現れる諸星の配置をパターン分類し、そのパターンごとに名前を付けて整理したものです。
紫微斗数では多くの星が用いられますが、その複雑な星の配合を分かりやすく整理するために考えられたもので、原典である「紫微斗数全書」にも多くの格局が述べられています。

この格局については、台湾や香港では格局のみの解説書なども出版されていますが我が国では、まだあまり多く語られていません。

今回、筆者がまとめた紫微斗数格局の解説資料(当日1,000円で頒布します)をもとに主要な格局を、実例にそって解説いたします。

| | コメント (0)

2019年9月 8日 (日)

紫微斗数講座 at 東京 中級編その2(10/13)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座5回目。

「紫微斗数講座中級編その2」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第5回(中級編第2回)は、紫微斗数における講師独自の見方「椎羅式運命数値」を講義します。

紫微斗数は多くの星を使用する占術なので(ですから初心者でも容易に詳細な判断が可能だという利点もありますが)、各宮に吉星凶星が入り乱れ、その宮がはたして吉なのか凶なのか、どのくらい吉なのか凶なのか、初心者にとって見極めるのが難しいという一面もあります。そこで、各宮の状態を判断するための目安として、それぞれの星の状態(宮の状態)を数値化して表現することを思い付きました。もちろん吉凶の状態をはかる目安なので絶対的な指標ではありませんが、命盤解読の有力な手掛かりになります。

特に行運(運勢の巡りや浮き沈み)を見るとき、運勢の推移・浮沈をグラフ化して視覚化するともでき、行運判断の強力な武器となります。
今回はこの「椎羅式運命数値」について、生年命盤の見方と行運での見方を詳しく解説します。

 

» 続きを読む

| | コメント (0)

2019年8月 4日 (日)

紫微斗数講座 at 東京 中級編その1(9/1)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座4回目。

「紫微斗数講座中級編その1」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

第4回(中級編第1回)は、紫微斗数における「四化星」の見方を学習します。
四化星とは化禄星・化権星・化科星・化忌星の4つの星のことですが、近年、この四化星を重視し、命盤解読のポイントとすることが、ひとつのトレンドになっています。

とはいえ、流派、研究者によってその解釈、使い方は様々で、日本の学習者にとって頭を悩ませる要因のひとつにもなっています。

私も今までいろいろな中国の文献を渉猟し、また先達から秘訣やコツを教えてもらいながら研究を重ねてきました。とは言え、その技法が実際に使えなければ(当たらなければ)いかに秘伝秘訣とうたおうが意味はありません。今回、実際に私がいろいろ検証し「使える」と思った見方を整理して講義いたします。

四化星をうまく使うことで、命盤解読のポイントをつかむ事ができ、より詳細な判断を導き出せるようになっていきます。

よろしくお願いします。

| | コメント (0)

2019年6月19日 (水)

紫微斗数講座 at 東京 初級編その3(7/21)

FortunaMoonさまでの紫微斗数講座3回目。

「紫微斗数講座初級編その3」を開催させていただきます。
その詳細とお申込みについてはFortunaMoonさまのこちらのページをご覧ください。

今回は巡る運勢の見方、行運観法を講義します。
どんな人にも運勢の波があります。好調なとき、平凡なとき、低調なとき。

運勢が好調な時に行動を起こせば、チャンスを掴むことができます。
いつ、どのような運勢が巡ってくるのか。それを紫微斗数で見る方法をお話しいたします。


どうぞよろしくお願いします。

| | コメント (0)

«紫微斗数講座 at 東京 初級編その2(6/9)