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2020年11月 3日 (火)

五行の色と方位

中国の陰陽五行思想の五行説、そこでは五行には方位や色や季節など、様々な属性が配当(設定)されている。

そのうち方位と色については、概ね次のように配置されるというのが一般的である。

木行は東で青(緑)

火行は南で赤

土行は中央で黄

金行は西で白

水行は北で黒

 

ある時、テレビで兵馬俑発掘の特番を見ていたところ、その時代の顔料(絵の具)について言及されたところがあって、なんでも兵馬俑の人形は当時は極彩色に着色されていたそうだ。古代の顔料に詳しい日本の研究者のインタビューが数分流れた。残念ながらその番組は録画しなかったので、いつごろ放映されたなんという番組かも覚えていないし、内容もうろ覚えで書いている。申し訳ない。

 

そこでその先生が中国の土壌のサンプルを見せてくれていたが、実にいろいろな色がある。こんなにも土地によって土壌の色が違うのか、と驚いた。そこで先生は「中国の北の方は腐葉土が多くなるので、黒い土になります。逆に南の方は鉄分が多くなるので赤みを帯びた土になります。西の方は砂漠に近くなるので、白くなるます。。 」というようなことを話されていた。僕は思った。ちょっと待て、北の土が黒く、南の土が赤く、西の土が白い!これって五行の対応そのままじゃないか!!

 

残念ながら先生が東の土の話をする前にインタビューのシーンがカットされた。これは僕の想像であるが、中央、すなわち中原の土の色は黄河に示されるように黄色いのではないか。

 

ということが言えるのであれば、五行の方位と色の対応は、中国大陸の土壌の色から来たもの、と考えられるのではないか?

もちろん、僕は地質学や土壌学の専門家でもないし、歴史学の専門家でもない。全く素人の思いつきである。したがって、自分では思いつきと思っているが、各方面の専門家の間では定説になっている考えなのかもしれない。とすれば、どなたかご教示いただけると幸いである。

 

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