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2016年5月

2016年5月31日 (火)

東洋占術シンポジウム

以前こちらでもお知らせしていましたが、一昨日、大阪府易道事業協同組合さんの「東洋占術シンポジウム」に参加してきました。

お声掛けくださった、理事長の梅川先生、副理事長の祐生先生はじめ、大阪府易道事業協同組合のみなさま、まことにありがとうございます。

どんなイベントかというと、同じ人間を3人の占者が占ってみる、というもので、占者は観相学の天道先生、四柱推命の梅川先生、そして紫微斗数の私です。占うターゲットは誰でも知ってる有名人を選ぼうということで、安倍総理、明石家さんま、麻原彰晃の3人です。2時間という限られた時間の中でしたが、祐生先生の名司会で、とどこおりなく終えることができました。でも、しゃべりだしたら止まらないこの3人(笑)、祐生先生はさぞやご苦労されたかとww

私も実際に参加させていただいて、たいへん勉強になりました。天道先生の人相も、梅川先生の四柱推命も、さすがおみごとな判断で、私はうなるばかり。でも奇しくも、というべきか当然のこと、というべきか、占者3人は何も打ち合わせも口裏合わせもなしの、ぶっつけ本番だったのですが、3人の最終的な判断がほぼ同じものとなりました。人相、四柱推命、紫微斗数、まったく違う術なのですが、同じ結論に到達したのは、なるほどなあ、と感銘深いものがありました。

それぞれの先生の判断は、とても私ごときが詳細には語れませんので、ご興味のある方は直接先生方に確認いただきたいのですが、私が当日お話ししたことを、簡単に紹介いたします。
 

【安倍晋三】

・命宮(無正曜なので対宮)に太陽(旺)巨門(廟)が入るのは、まさに政治家という感じ。
・この人の人生のネック、弱点は健康である(疾厄宮「最弱」)。疾厄の星の象意からは胃腸障害は感じられないが、栄養不良、栄養失調の傾向は見られる。潰瘍性大腸炎に悩まされているということだが、その病気は下痢が続き栄養不良になることがあるということなので、そこが表現されているのであろう。また、痔や皮膚病の暗示もあるので、お肌のお手入れスキンケアにはご留意された方がよろしいであろう。
・父母宮を見ると、両親は勇ましく豪気で決断力と実行力のある人である。子弟を厳しく躾け教育するが、裕福で立派な人で、子供は親孝行であるが両親に依存する傾向がある(ぼんぼん星が入っている)。独立心、自立心を養うことが肝要である。
・数え年38歳のときに父、晋太郎氏が死亡。その年(辛未)は凶星が父母宮に入るので、父親が亡くなった。
・この人の54歳から63歳の10年運がものすごくよい。その期間に自民党の幹事長となり総理となった。特に2012年は大吉星がその年を表す宮に入るので、その年に今に続く2回目の総理となった。
・来年から運気が下がるので、やりたいこと、やるべきことは今年中にやった方がいい。やり残すことがないように。来年以降は後継者にバトンタッチし、裏方に回るようにするのがよいであろう。

【明石家さんま】

・大人気のコメディアン、お笑い芸人であるが、紫微斗数の命盤を見ると、なにかこの人、脅迫的に人を笑わせ続けなければならないようなものを感じる。笑わせなくちゃ自分が死んじゃう、みたいな。
・父母宮を見ると、両親との縁は薄く、特に母親との縁が薄い。また兄弟との縁も薄い。ネットで探った情報なのでどこまで真実かわからないが、3歳のときに実母を病気でなくし、その後父親は再婚したが、継母には可愛がられず、また弟も19歳のときに火事で亡くなった、というものがあった。紫微斗数で見るかぎり、うなずける情報ではある。
・一方、子供とは深い縁がある。
・配偶者を「留めておけない」という暗示があるので、離婚の原因も(本当のところは本人たちに確認しないとわからないが)大竹しのぶ氏の方が離婚しようと言うのを留めておけなかったのではなかろうか。
・健康には注意した方がいい。気になるのは目。そして循環器系なので心臓とか血圧とか脳梗塞とか。

【麻原彰晃】

時間がなくなったので、各人一言ずつのコメントとなった。私は、この人は紫微斗数で見る限り、誰からも理解されない特殊な感覚の芸術家か宗教家の命である。1995年の年に大凶星がその年を表す宮に入り、そこが官禄宮に当たるので逮捕された(社会的生命の終わり)となった。ということだけコメントした。

これくらいの時間だと、もう少しターゲットを絞って、ひとりを詳しく見た方がよかったかも知れませんね。
 

シンポジウムが終わったあとは、懇親会にも出席させていただきました。素晴らしい料理とお酒に堪能しました。そこに組合の新会員ということで、若い方も何人かおられたのですが、これは素晴らしいことです。この分野もこれからの若い方々に背負っていただかないと。僕の仲間や門下生たちの多くは僕と同年代です。確かに人生の浮き沈みを経験し、酸いも甘いも味わい、運命とはなんぞや?という疑問を持ち、占いに興味を持つことになるのだと思いますが、占いを文化ととらえると、若い人にも仲間になっていただきたいと思うのです。私ごときが育成などと言うのはおこがましいですが、私が今まで考えたり知ったことを若い人に伝え、そしてまた新しいものとして発展させていって欲しいのです。

とはいえ、確かに若い方が学ぼうとするのには、いくつか高い敷居があるのだろうな、とも思います。こんな時代ですから、ネットを利用してもっとその敷居を低くできないだろうか、そんなことも夢想しています。

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2016年5月26日 (木)

椎羅宛の郵便物を発送くださった方へ(事務連絡)

すみません。どなたからなのかわからないので、事務連絡・問い合わせです。

先日(5/17ころ)私の自宅に「椎羅」の宛名で郵便物をご発送いただいた方がいらっしゃるのですが、その郵便物は宛先人不明で差出人に返送されたようなのです。

自宅の表札は本名でありまして「椎羅」の表札は上げていないのです(^^;;

郵便局とのやりとりの詳細は省略しますが、その郵便物は返送されてしまっていて、どちらのどなたからなのか、郵便局でもわからないとのこと。

もしお心当たりの方がおられたら、お手数ですが私の本名を宛名に再度発送いただけないでしょうか?また、もしも私の本名をご存知でない、あるいは失念された場合は、こちらにメールアドレスを記入のうえコメントください。そのアドレス宛に個別にメールさせていただきます。

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2016年5月 6日 (金)

東洋占術シンポジウム(お知らせ)

今月、5月29日(日)、ホテルアウィーナ大阪で開催される「大阪府易道事業協同組合」様の、東洋占術シンポジウムに出演させていただきます。

誰もが知っている著名な人を、3人の占術家がそれぞれ得意の占術で占ってみよう、というイベントです。シンポジストは私のほか、人相の天道春樹先生、四柱推命学の梅川泰輝先生の3名。人相、四柱推命、紫微斗数、それぞれの違いと醍醐味がわかる、なかなか面白いイベントです。

とはいえ、天道先生、梅川先生という、そうそうたる斯界の実力者・大先生に混じって私ごときが登壇させていただいて、ほんとにいいのだろうか(^^;; たいへん名誉なことではありますが、めちゃくちゃ緊張します。でも、ありがたい機会を頂戴しましたので、微力ながら占術の研究と発展のため、精一杯お話しさせていただこうと思います。

当日は大阪府易道事業協同組合様の総会なのですが、このシンポジウムと懇親会は組合員以外の一般の方でも参加いただけるということで、非組合員の参加費は、シンポジウムは3,000円、懇親会は8,000円ということです。

シンポジウムは15時〜16時45分

懇親会は17時〜19時

私はもちろん懇親会にも出席させていただきます。


詳細の案内、お申し込み、お問い合わせは、こちらの大阪府易道事業協同組合様のホームページからどうぞ。

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2016年5月 5日 (木)

暗号解読

はるか遠い昔のことである。僕がまだ紅顔の美少年(ん?)だった頃の話。僕が通っていた小学校の図書館に、子供向けにリライトされたシャーロック・ホームズ全集が揃えられていた。なにげなく一冊を借りて読んでみたら、その面白いこと、すっかりホームズに夢中になってしまった。中でも「踊る人形」という一編が記憶に残っている。

ご存知の方も多いであろう。子供の落書きのような、いろいろな姿勢をした人形が紙に書かれていて、それがこの事件のキーとなる。どうも暗号らしい。僕も、その人形の姿に意味があるのだろうと、いろいろ推理してみるが、どうしても解けない。小説を読み進め、そのホームズの推理と解読に舌を巻いた。

同じ時期、市民図書館で「象形文字入門」という本を見付け、借りて読んでみた。誰も読めなかった古代エジプトの象形文字が解読されていく様子を、わくわくしながら読んだ。そうかロゼッタ・ストーンが鍵になったのか。しかしヤングもシャンポリオンも凄いなあ。

以上は少年時代熱中した暗号解読譚なのであるが、思うに我々占い師が日々やっていることも、ある意味暗号解読や古代の象形文字の解読みたいなものだと思うのである。

これはたとえ話であるが(実際にそんな神サマがいるのかどうか僕は知らない)、占いの神サマは、なぜか、というか残念ながら、「日本語」では語ってくれない。その占いの言葉で語ってくれるのである。たとえば紫微斗数の神サマは、日本語ではなく紫微斗数語で語ってくれるのである(易の神サマは易語で、占星術の神サマは占星術後で語ってくれる)。でもこれが悩ましい。神サマが「この男はなあ、えらい医者の家系に産まれて、自分も医者になるんやけど、でも躁鬱病でなあ、家族を振り回しよんねん。」とちゃんと日本語で語ってくれれば、こんなにラクなことはない。でも、それを全部「〜〜宮に××星があって、宮と宮、星と星の関係は**」という紫微斗数語で語ってくれるのである。だから我々は、この紫微斗数語を解読して日本語に翻訳しなくてはいけない。さらにホームズ物語の暗号や古代の象形文字と違い、この紫微斗数語は「表意文字」でも「表音文字」でもない。強いて言うなれば「象徴言語」である。だから、暗号や古代文字の解読と言うよりは、夢分析や芸術作品の解釈に似ているようなところがある。

こんなことを思ったのも、先月、東京の(僕が主催する)紫微斗数研究会で、こんな出来事があったからだ。僕の研究会では、ひととおり紫微斗数の基礎を学んだ方々が、その応用力をつけるため、実際の命盤をみんなで読むという実践練習をやっている(他にもより高度な技法の検証実験などもやっているが)。先月も、いつものように一枚の命盤を会員諸氏に見せ、「さて、この人はどんな人でしょう?」とクイズを出してみた。

いろいろな意見が出たが、ひとりの弟子が福徳宮に着目し

「福徳が貪狼・火星ですよねー。火貪格。なんか精神が不安定そう。」

と言った。僕はそれを受け、

「いいところに気がついた。火貪格は横発・横破(突然の発展と突然の破滅)を表す。福徳宮すなわち精神の坐が火貪格ということは、精神に大きな波があることを表していると読める。そう、この人は躁鬱病だったんだ。」

この例題に出した人は北杜夫氏。斎藤茂吉のご子息にして、医師でありまた作家でもある。そして自身躁鬱病であることを語り、躁状態のときに大きな借金を作ったことでも有名である。福徳宮の対宮は財帛宮。なるほど。

北杜夫氏の命盤を読み解きながら思ったことは、紫微斗数の神サマは「北杜夫さんは躁鬱病やってんでー。」と日本語で語るところを、精一杯紫微斗数語で、それを福徳火貪格と表現したのではないか、ということである。なるほどそうか、うまく語ったなあ、と思ったのである。とは言え、福徳に火貪格を持っている人をみな躁鬱病と判断したのでは、はずしまくるだろう。単に怒りっぽいとか、気分屋、という人もいるに違いない。ここが象徴言語を読み解く難しさである。

研究会の最後に、この命盤は北杜夫氏の命盤だよ、と種明かしをしたのであるが、上述の弟子を含め、若い会員の方4名が、北杜夫??誰ですかその人?であった。

ああすみません、若い人は知らんのだよなあ、僕がおじさんだった悪かった。次は君たちも知ってる若い人を例題にするからねえ。ということで、次回は実践演習はさておいて、徐曽生の忌星棋譜を紐解いてみようか。


そんな感じで東京、関西、福岡で研究会を毎月やっている。基本的に、過去に僕の講義を受け紫微斗数の基礎をマスターし、さらに紫微斗数をより深く研鑽したいという人が対象である。関西は長く休止していたが、今月から再開することになった。過去の受講生でメールアドレスがわかっている方にはメールで案内させていただいたが、それ以外でも参加ご希望の方がおられれば、ご一報願いたい。また、関西のみならず、東京、福岡でも毎月やっているので、参加条件を満たしご興味のある方はご一報いただきたい。案内を差し上げたいと思う。


【追記】

ご一報いただきたい、などと書きましたが、送り先がわからないと一報のしようもないですよね(^^; コメントのメールアドレス欄に、ご自身のメールアドレスをご記入のうえ、ひとことコメントください。その際、書いていただいたメールアドレスは僕のみが参照でき、こちらには公開されない仕様となっていますので、ご安心ください。ご記入いただいたメールアドレス宛に、後ほど個別にメールさせていただきます。

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