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2016年2月

2016年2月20日 (土)

奇遇ということ(「私の履歴書」から)

前回、日経新聞に連載されている「私の履歴書」というコラムから、奥田務氏の記事を引用させていただいた。奥田氏は大丸の社長を経て現在J.フロントリテイリングの相談役をされている。

老舗百貨店の大丸は、同じく老舗百貨店の松坂屋と、2007年に経営統合を果たした。当時大きく報道されたし、みなさんもよくご存知のことであろう。さて、それに関して同じく奥田氏の「私の履歴書」に興味深いエピソードが述べられていた。今回もそこから引用させていただく。

「会長になって3年近く過ぎた2006年春ごろだと記憶している。いつもは飛行機で東京と大阪を行き来していたがこの日に限って新幹線で新大阪に向かうことになる。後になって思えばこのたまたまがなかったらJフロントは実現できなかったかもしれない。指定席に座り、出発を待っていたら隣の席に松坂屋ホールディングス会長の岡田邦彦さんが座られた。」(日本経済新聞 2015.12.29 36面「私の履歴書」)

なんという偶然!老舗百貨店のトップ同士がたまたま新幹線の隣どうしの席に?ほんまか!と思わずうなってしまう。

これがきっかけとなり(いあ、これだけではないのであろうが)大型経営統合がなされたのだ。こんな偶然もあるのだなあ。僕なんか、毎月数回新幹線で東京やその他都市と行き来しているが、誰とも乗り合わせたことがないよ。

こういう偶然を奇遇と言うべきなのか、天の配剤と言うべきなのか。もしもこの偶然がなかったら、大丸と松坂屋の経営統合はなかったのかも知れない。そんなことを思うと。。

人の命運を考えるこのブログ、このようなエピソードも似つかわしいかと思い、連続引用となって恐縮だが、紹介させていただいた。

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