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2015年6月13日 (土)

来るべき世界

今年の年明け、NHKで「NEXT WORLD」という特集科学番組が放映されていた。ご覧になった方もおられるだろうか。現在の科学技術やテクノロジーの最先端から、今後どのようにそれらの技術が進化するのか、そして我々の生活がどう変わるのか、ということをシュミレートする番組で、なかなか面白く拝見した。

全部で5回のシリーズ番組なのだが、各回、30年後の未来を想像したシミュレーション・ドラマが挿入されていた。その中でも初回放映の「未来はどこまで予測できるのか」の内容はたいへん興味深かった。

というのも、今後A.I.とビッグデータ処理の技術が発展すれば、こんなことができるかも知れない、という内容がまさに占い師が行っていることだったからである。

そのシミュレーション・ドラマでは30年後の日本の若者が登場する。彼は、今日は疲れたので今日は家でのんびりしてようと思っていた。するとそこにA.I.からお託宣が入る。「ここで寝ている場合じゃありませんよ。今日は都内のクラブ**箇所でパーティーをやっています。今日の午後6時〜8時に渋谷方面のパーティーに顔を出せば、理想の女性に出会える確立が92%です。将来の伴侶をゲットできる最高のチャンスですよ。さあ、早く出かける準備して」と。

これって、占い師が、今週の金曜日に南東の方角のパーティーに行けば恋愛のチャンスあり、って言ってるのと同じことじゃない?

A.I.とビッグデータを使えば、将来このようなことも可能となるらしい。いや、それどころか米国では実際にA.I.の活用が始まっていて、カリフォルニア(だったっけ?)の警察では犯罪予測にこれを使って効果を上げてるのだそうな。実際にドキュメンタリーも流れていた。「本日の夕刻、**町〜丁目の三叉路の角で犯罪者に遭遇する可能性が極めて高い。本日はそこを重点的にパトロールするように。」というA.I.のご託宣が下った。それにしたがって、そちらに警官が向かうと、本当にそこで麻薬常習者に遭遇した。結局警官はその犯人(?)を検挙していた。ほんまか?と思うような映像であったが、そういうことがあるらしい。

○日の何時に〜〜に行けば犯人を見つけられる。って、まさに卜占である。でもA.I.君はタロットや易がプログラムされているわけではなく、膨大な過去の犯罪データとその分布からこれを予測するのだそうだ。

また、会計士や弁護士の業務のかなりの部分をすでにA.I.が補っている、という話もあった。そのうち、会計士や弁護士の仕事がA.I.に奪われるかも、なんて話もあったように記憶する。

僕は講義などで、よくこんな話をしている。

「未来予測、将来予測というのは、大昔から、人々はいろんな方法で行ってきました。今でも、誰もが大なり小なり、そういうことをしています。たちえば今日は雨になりそうだから傘を持って出かけようか、とか、もう少し考える人は天気予報を気にするとか。ところで現在、急速にDNA解析の技術が進化しているそうです。なんでもDNAを解析することで、かなりの精度で、いつごろどんな病気になるか、ということが予測できるようになっているとか。将来、DNAを解析することで、その人の性格や行動様式、長所や短所、どのような行動と心構えでいれば成功するか、どのような行動を避ければ不幸から逃れられるか、そんなことまでわかるようになるかも知れませんね。実は占いとは、それとは全く違った価値観と世界観、すなわち「偶然」と「象徴」を使って、それを行おうとする試みなのです。(運命を決めているものは占いや占いで導き出される象徴ではなく、別のところに原因があり、占いはそれを「読み取る」作業なのです。)」

ううむ。思いのほか早く、そんな将来が来るかもしれない。でも、本当にそんな時代がくれば、占い師も商売上がったりである。いっそ組合を作って、ラッダイト運動をやりますか(笑)

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占術一般」カテゴリの記事

コメント

椎羅先生、ご無沙汰しております。

私、間違えて、どこかとんでもない日付にコメントを送ったかもしれませんので、もう一度・・・

東京カイロンでお世話になりました。覚えていらっしゃいますか?
年末にコミケには行けませんでしたが、チエさんにカードと本を届けて頂きました。
チエさんから先生のご活躍伺いました。
一度お会いしたと思っていますが、バタバタしております。

ところで、質問です。
自分専用のノートパソコンを購入し、先生のプログラムをインストールしましたが、エクセル2013版ではアドインが無く(?)データーをインプットできません。
この現象の対処方法はありますでしょうか?
以前カイロンの講座中にもそのような現象(確かあの時は文字化けだったでしょうか?)があった時、先生のプログラムが付いた本を購入すると、そちらは大丈夫、というお話があったような・・・
その本に付いているプログラムでしたら、このような現象は回避できますでしょうか?
その本の題名を教えて頂けますか?
お忙しいところお手数をお掛け致しますが、宜しくお願いいたします。

投稿: 尋子 | 2015年6月14日 (日) 17時42分

尋子さん こんばんわ(^^
コメントありがとうございます。

ご無沙汰していますが、お元気そうでなによりです。

えーっと(^^;;
作盤プログラム付きの本を書いたことはありません。将来、そんな本を書けたらいいな、という話はしたかも知れませんが。。

で、講座で希望者に配布したエクセル・ツールは、大昔に僕の友人が作ってくれたものなので、残念ながら僕はなにもサポートできないんですよ。なので今は、自己責任で使っていただける希望者には配布する、ということにしています。

でも、せっかくですから、僕のできる範囲で考えてみましょうか。尋子さんの環境を確認したり、細かいやりとりが発生すると思うので、メールでやりましょう。

こちらに尋子さんのメールアドレスを書いたコメントをつけていただけませんか?(メールアドレスは僕にしかわからないので安心してください。)そちらのアドレスにメールさせていただきます。

投稿: 椎羅 | 2015年6月14日 (日) 23時55分

椎羅先生

早速お返事ありがとうございます。
あれ?本なかったんでしたっけ?
なんか勘違いばかりで申し訳ないありません。
お手数をお掛け致しますが、よろしくお願いします。m(_ _)m

投稿: 尋子 | 2015年6月15日 (月) 00時23分

尋子さん おはようございます(^^
さきほどメールしましたので、ご確認ください。

僕が書いた本は、こちらで公開してる「紫微斗数入門」と
昨年のコミケで販売した3冊だけです。

もっと書かなくちゃと、目下鋭意作成中なのですが
なにせ遅筆堂なもので。。(^^;;

投稿: 椎羅 | 2015年6月15日 (月) 11時14分

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