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2011年4月11日 (月)

【東日本大震災(3)】復興に向けて(卜占)

今、先の大戦と言ったが、20世紀の日本を語るうえで、「戦前と戦後」で分けられることが多い。「戦前と戦後」で日本人の意識・社会のしくみ・経済のしくみが大きく変わった。今後の日本は「3.11以前と以降」で分けて語られることになるかも知れない。それくらい今回の震災はインパクトが大きい。日本の社会や経済のしくみを大きく考え直すことになるだろう。「戦前と戦後」の変化ほど極端なものではないかも知れないが、国の様々な政策はもとより、日本人の意識・ライフスタイルも大きく変わるだろう。

実は今回の地震の直後、「これをきっかけに日本は大きく変わる」と直感した。何がどう変わるという具体的なことまではわからないが、「この国はこれを機に全く違った国になるだろう」という直感があった。

僕は霊感占い師ではないので、それ以上のことはわからない。
しかし僕は術数の徒ではあるので、算を弄ずる者として、それを卜占に問うてみることにする。これからの日本はどのような方向に進んでいくのか、そのために我々は何をなすべきか、を考えるために。

まず、今回の地震盤を出してみる。(すでに多くの諸賢が眺めておられるだろうが。)

2011年3月11日申刻
命宮(未) 最弱(1.0) 天梁(旺) 地刧
兄弟(午) 最強(18.4) 廉貞(平) 天相(廟) 鈴星 天魁 天喜
夫妻(巳) 強(11.3) 巨門(旺) 火星 左輔 天馬 化禄
子女(辰) 強(10.7) 貪狼(廟) 天耗
財帛(卯) 最弱(1.2) 太陰(陥) 天空
疾厄(寅) 最強(15.6) 紫微(旺) 天府(廟) 文昌(陥) 天鉞 天姚 化忌
遷移(丑) 弱(4.7) 天機(陥)
奴僕(子) 最強(14.0) 破軍(廟) 文曲(地) 紅鸞 化科
官禄(亥) 弱(6.4) 太陽(陥) 化権 【身宮】
田宅(戌) 最強(15.7) 武曲(廟) 敬羊(廟) 天刑
福徳(酉) 弱(6.9) 天同(平) 禄存 右弼
父母(申) 強(9.6) 七殺(廟) 陀羅(陥)

命宮の宮威が「最弱」。そしてその対宮三合宮すべてが「最弱」か「弱」。
まさに大災害、大被害を示す命盤である。
遷移宮が天機(陥)で「弱」なのは、交通網・物流の分断、停滞を暗示している。天機が落陥しているので、正確な情報の伝達不足や情報の混乱を暗示している。また、財帛級の太陰が落陥し(太陰は落陥を嫌う)天空が入っているのは、企業活動・経済活動に大きな被害と停滞をもたらすことを語っている。さらに官禄級の太陽も落陥なので、行政・政治・官僚組織に与えるインパクトも大である。

ということで、この盤における象徴は震災の状況とおおむね一致していると見てよい。ということで、さらに読み進めて行くことにしよう。

官禄宮は卜占の場合、公共施設・公的な建物という意味も持つ。
太陽はエネルギーを表し、それが落陥しているということは、エネルギー施設への被害が大きかったことを表現している。また太陽のエネルギーは熱核融合反応によるものである。そこまで連想を広げると原子力発電所の被災という表現を読むことができる。

こう書くと、後づけのこじつけを並べているようだが、地震盤を読むときはこれでいいのである。これは未来予測ではない。地震という事象をどのように捉えどう考えるか、それを象徴というものを利用して見ていくということなので、できるだけ事実と表出された象徴との共時的照応を拾い上げることが大事である。解読を続ける。

官禄宮の太陽は行政上の首長、宰相とも見ることもできるが、予知に繋がってしまう。流言飛語を流すのは本意ではないので、それ以上の考察はここではやめておく。

命宮干から化忌を飛星させると、財帛級の太陰に飛星する。経済や企業活動に対する打撃が大きかったことを物語っている。化禄は遷移宮の天機に飛星するので、分断された交通網や情報伝達の混乱は、比較的早期に回復するようだ。

悲観的なことばかりでなく、この盤から何か救いは読めないか。
奴僕宮が「最強」なので、国民、日本人はこの災害でも決してうちひしがれることはない。なにくそ(破軍(廟))と復興に取り組んでいくであろう。疾厄宮に化忌が入座しているので、国に大きな災厄をもたらしたことが表されているが、宮威が「最強」なので、もうこれ以上(この震災からは)酷い目に遇うことはなかろう。

夫妻宮・兄弟宮・父母宮の状態がよいので、強い連帯と連携を感じられる。人々は手に手を取り合って、この事態に向かおうとしている。諸外国は日本人がこの大災害下にあっても、礼儀正しく助け合う様子を見て賞賛している、という報道を聞く。また、短期間に多額の義援金が集まっているようである。今までのつまらぬ争いや諍いはひとまず棚に上げ、日本人全員でこの苦難に立ち向かおうとしている。どうも復興の鍵はこのあたりにありそうである。確かに、企業活動・経済活動・行政は大きなダメージを受けてはいるが。。

それでは、この大震災を機に、日本はどのように変わって行くのか。どのような国になるのか。僕が感じた直感を確かめるために卜占を立ててみた。

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