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2010年11月 3日 (水)

占験派から資料が来た

10月3日のブログに、台湾占験派紫微斗数掌門の天乙上人に会い、住所を教えてくれと言われたので教えた、ということを書きました。資料を送るよ、と言われたので、天乙上人の著作のパンフレットがたくさん送られて来るのかなと思っていたら、なんと!!

ご自身の著作6冊が送られて来ました。
「斗数真訣」全6巻
なんてありがたい!

中文なのでちゃんとは読めていないのですが、ざっと見た(読んだ、でわなく見た(^^;;)かぎりでは、とてもきちんとしたオーソドックスな紫微斗数のテキストだという印象を受けました。

まず14主星を中心に、諸星曜の解説が述べられ、そして12宮の解説が述べられています。これだけで1巻と2巻を費やしています。1巻300ページですから、これらの解説だけで600ページ、とにかく詳細です。

次に「格局」の解説、という表題ですが、内容は各星曜が入り交じったときの見方を、これまた3巻と4巻2冊分600ページを費やし、詳細に解説してあります。

第5巻は、納音と四化の解説。
第6巻は、占験派独自の観法である「暗合宮」の解説と、恋愛占の見方および特徴ある命運の事例解説となっています。

ですから、とてもオーソドックスなテキストです。ただ、今まで読んだ(台湾や香港を含め)斗数書の中では、最もしっかりした構成の本だという印象を持ちました。また、その解説の詳細にして分量の多いこと、すごいです。例えて言えば、鮑先生の「闡秘」がそのまま6000ページの分量になっている、と言えばイメージを掴んでいただけるでしょうか。もちろん内容的には「闡秘」にはない、行運での乙級星丙級星の使い方や四化の見方や暗合宮の見方などが詳説されているわけですが。

また、四化の解説は全体の1/5程度で、内容も生年四化を重点に述べられています。一方、諸星曜と12宮の解説で全体の4/6を占めていますから、まずはこの基本をきっちり理解せよ、ということなのでしょう。きちんとしたテキストだという印象を受けた所以です。

じつは私も、自分の講座でしゃべっている内容を元に「紫微斗数入門」から一歩進んだ研究書を書こうと思っているのですが、その構想を練る上で、非常に参考になりました。

「暗合宮」というのは占験派独自の観法なのだそうですが、その解説は全1800ページ中46ページだけです。やはりこれは「秘伝」ということなのでしょうか?(^^; なんとか解読理解して、また講座などで受講生の皆さんにお伝えしていきたいものです。しかし読破するのに何年かかるかなあ。。(笑)




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紫微斗数」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、その本、私も注文しました。
まだ到着まで少しかかりますが、楽しみにしています。
かなり充実した本のようですね。私はネットで探して、その本に注目したのですが、研究しがいがある本でよかったです。

投稿: ベルゼバブ | 2010年11月 6日 (土) 15時28分

ベルゼバブさん

ネットで注文されたということはAmazonか何かでしょうか。
原書を注文されて講読なさるとは、本格的な研究者の方なのですね。またいろいろ教えてくださいね。

充実した図書です。
これを訳して出版したら標準的な教科書になるだろうなあ。

投稿: 椎羅 | 2010年11月 6日 (土) 21時03分

椎羅さん、コメントありがとうございます。
斗数は私はまだまだ初心者です。
私はむしろ西洋占星学の研究者なので。
最近、斗数への興味が再燃したので、調べていたら、天乙上人が来日
したことをしり、本を調べて注文した次第です。
そんな程度ですので、こちらこそよろしくお願いします。

投稿: ベルゼバブ | 2010年11月 7日 (日) 14時39分

ベルゼバブさん どうもです(^^

そうですか、ご専門は西洋占星術なのですね。
このサイトも「占術アーカイブ」と大風呂敷を広げておりまして、ゆくゆくは紫微斗数だけでなく、東洋の種々の術数、はては西洋占星術まで視野におければ、という遠大な野望を抱いております。

野望とはうらはらに、歩みは亀の歩みよりのろいですが、いつの日か、そういったアーカイブを完成(永遠に「完成」はしないのでしょうが)させたいと思っています。その切にはまたいろいろとご教示くださいませ。


そうですか、斗数は初心者でおられますか。しかし原書を講読する初心者というのも。。wwww

投稿: 椎羅 | 2010年11月 7日 (日) 23時35分

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